サポート紹介&利用者の声

SUPPORT 2026.07.22

~若者の居場所と就労を支える「たちかわユース」~
認定NPO法人 育て上げネット

認定NPO法人 育て上げネット 平井さん、阿部さん

平井さん

阿部さん

まずはここに来るだけでもいい

中学生・高校生の学習支援事業と、若者の就労支援事業が統合した形で、居場所づくりや、学びの場の提供、就労支援を行うたちかわユース。
今回は、たちかわユースの平井さんと阿部さんに、お話を伺いました。

たちかわユース、また戻ってこられる場所

平井さん:
今までは、中学生・高校生向けの支援と若者の就労支援を別々の場所で受けていたのですが、本人にとっては急に変わる環境、慣れないスタッフ、知らないスタッフの中に飛び込むことになるため、同じ法人のサービスでも敷居が高かったようです。
いろいろなフェーズに合わせてスムーズに支援が移行でき、敷居を低くしたサービスができないかということで、まずは場所を一本化させて、スタッフも共通にしました。いろんなスタッフが関われるようにしていくことで、 例えば10代の頃に立川で学習支援を受けていた子が、 20代になって働くことで悩んだ時に、またこの私たちの就労支援のサービスに戻ってこられるような、そんな形が作れたらいいなということで統合を進めました。

働く練習だけじゃない時間

阿部さん:
就労支援「ジョブトレ」では、近隣の地域の皆様から、様々な仕事体験や、ボランティア体験を依頼されますので、主にマンションとかアパートの定期清掃や、農家さんのもとで農業体験などをさせていただいております。

単純に仕事という部分だけに焦点を当てるのではなく、若者たちにとって非日常的体験が大事と思っていますので、夏祭りで模擬店を出店させていただいて、焼きそばとかフランクフルトを売ってみる体験もしています。

あとはレクリエーションでスポーツの観戦に行ったり、近所の公園で遊んだりもします。
働くための練習を絶対にしなきゃいけないというわけではなく、まずはこの場所に慣れてもらう、信頼できる大人を作って相談できる関係性を作るなど、本人のペースで支援がスタートするイメージになります。
就労だけに特化しないことで、生活訓練の学びの場にもなりますし、人との関わり方や距離感をどう測るかみたいなことを学ぶ場でもあります。

夜にふらっと来られる場所

阿部さん:
「夜のユースセンター」は、支援する場、または相談をする場、という使い方というよりかは、どちらかというとフラットにいつ来ても大丈夫な居場所になっています。
みんなで夕飯を食べつつ、仲間たちとゲームしたり、または同世代の仲間やスタッフとおしゃべりして時間を過ごすような感じでみんな利用しています。

相談することが決まっていなくてもいい

平井さん:
相談することが決まってないと相談しちゃいけないのかなっていう声が利用者から聞こえてくるんです。相談と思わなくていいと思うんですけど、つっかかりがある、モヤモヤしてるっていう状態をとにかく伝えてくれれば、私たちはそれが何なのかっていうのを紐解いていくことは一緒にできると思うので、そういう感覚でいてほしいなって思ってます。

阿部さん:
会ったこともない大人に自分の今困ってることを打ち明けるっていうことが、そもそもハードルが高いというか、この人に話していいものなのか。何言われるんだろうか、っていうことは頭によぎると思いますね。

働くだけの相談や関わりをしているわけではないので、そもそも自分一人でどうしていいかわからないなってなった時に、誰かの意見を聞きに来る、一緒に考える時間だと思っていただけるといいのかなと思います。

あなたへ

阿部さん:
相談に行くっていうのはすごくハードルが高い部分があるかなと思うんですけど、まずはどんなことでもいいと思います。
誰かに話すことで気持ちが軽くなる瞬間もあると思いますので、気軽に構えずいらしてくれると嬉しいなと思います。

平井さん:
たちかわユースでは、みなさん自身がつながりやすい方法をたくさん用意してます。例えばオンラインだったらお話できそう、モヤモヤを吐き出せそう、という方もいらっしゃれば、実際にこの場所でご飯を食べながら雑談できる方法まで、広く用意しています。

一人一人に合わせたサポートができる体制を作っているので、よければ、まずは遊びに来る感覚で来てもらえたら嬉しいなと思います。

認定NPO法人 育て上げネット HP

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